居酒屋式展覧会「酒房なまらや」 日替わりライブつき     

2006年1月10日〜1月15日  フリースペース黒豆にて


青山・ギャラリーアートスペース、西荻・ニヒル牛2と行ってきた居酒屋式展覧会を札幌に巡回。
今回は札幌のミュージシャン・小松崎健さんのプロデュースにより、毎日日替わりのライブが実現した。
内容は下記の通り、北海道を中心に活躍するいずれも凄腕ぞろいで、500円で聴かせてくれるのだからたまらない。
 
酒は味に自信のあるものを東京から送ったが とても間に合わず、すすきのへ買い出しに行く。
日本酒、麦焼酎、芋焼酎、泡盛、そしてワインの赤、白。

料理は酒に合わせて和洋5品くらいずつの冷菜を準備。
また、会場内のストーブの上で日替わりの煮込み料理を出した。

フリースペース黒豆 http://06.mbsp.jp/kuromame/



 この冬の札幌はひどい雪で連日除雪車が走り回っていたにもかかわらず雪はどんどん積もる。
 まぁ、おかげで店の前のかまくらを冷蔵庫代わりに使うことが出来た。店内に冷蔵庫が無いので大いに助かった。
これが夏ならば成立しない企画だったかもしれない。

 どういうわけか黒豆さんには人が絶えない。夜のライブは別として、賑わいはしないもののいつも誰かがいる。
それが平日の昼間でも。近所に住んでいる方が一日に何度もぶらりとやってきたりする。
そして、オーナーの千田さんがニコニコしながらお茶を入れて話を聞いてくれる。
そういう居心地のよさがここにある。
会期中に空いた酒の数々
日本酒11升
焼酎2升半
泡盛1升
ワイン10本


ライブに出演してくれた音楽家のみなさん   
10日/ララバイ(小松崎健&福井岳郎
ハンマーダルシマーとハイテンションチャランゴによる不思議な世界
11日/トロ(岡田浩安&吉田ゆう子)
葦笛サンポーニャなどの南米民俗楽器となごみ系の歌によるほんわかユニット
12日/RINKA(星直樹&小松崎操
フィドルとギター&ブズーキによる正統派アイルランド音楽
13日/アアシアンクッカ(扇柳徹&あらひろこ)
フィンランドの楽器カンテレと木製フルートなどを使ったアジアンテイストミュージック
14日/野花南(嵯峨治彦&田中孝子
モンゴルの楽器、馬頭琴と語りによるさわやかユニット
15日/じろうず(ありまじろう&吉田二郎)
不条理フォークソングに変なエレキギターが絡むなんだかよく解らないユニット