cobuでの様子


 このcobuという店、アーケードの中にひっそりと隠れるようにしてある。うっかりしていると通り過ぎてしまいなかなかたどり着かない。それは何度も行った事のある私でもそうだ。
 店内は何だか乗り物の中のようで、そうすると展示物は車窓のようにも思えてくる。まぁ、絵によるのだが…。
 ここで行った展示は2004年の12月に、お世話になっている画廊「ギャラリーアートスペース」の沖縄は那覇の前島アートセンターで行われたグループ企画展「東からの光跡」に出品したものである。このたびは東京の方にも、またいつもとは違う人にも見ていただきたいと思った次第です。
 
 この作品はすべてクレヨン画。家の中で日常的に使われている「モノ」たちに魂が宿り真夜中にもぞもぞと動き出す。といった様子。
 何年も何十年も使い込んだ道具たち。愛着だけでなくだんだんと人格さえも感じるようになりいとおしくさえ思えてくる。それがこんな姿だったらいいなぁ。


前島アートセンター「東からの光跡」
http://blog.livedoor.jp/september2004/archives/9701420.html